働き方 書評

【書評】あたらしい働き方

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タイトル:あたらしい働き方あたらしい働き方
著者:本田 直之

あたらしい働き方2

概要

たしかに、びっくりするような働き方がある。ハッピーで、心地よくて、みんながうらやむような働き方がある。しかし、あたらしい働き方を手にいられるには、相応の能力やスキル、考え方が求められる。本書では、すでに始まっているあたらしい働き方を紹介すると同時に、ではどうすればそんなハッピーな仕事を手に入れることができるのか、そのためにはどんなことをしなければならないのか、をお伝えしていきたいと考えて生まれました。

ポイント

あたらしい働き方がどんどん出てくる今、なぜまだ昔の基準のままで会社を選ぶのか?


例えば、プラットフォームとして会社を活用するという発想

プラットフォームとして会社を活用する、という発想がある。会社や組織を、自分の成果を上げるための場にしてしまう。プラットフォームを、面白いことをする場として捉えてしまう。かつては「変わった人」扱いだった、クリエイティブで面白い仕事、楽しい仕事をしようとする人が、活躍できる環境がどんどんできている。

会社を選ぶ力が、これまで以上に重要になっている

これから間違いなく必要になるのは、自ら会社を選ぶ力なのだ。昔の基準のままのランキング的発想ではなく、あたらしい時代に合った切り口で会社を選ぶ。
今、会社の選び方を、大きく変えなければいけない時代に来ているのだ。とりわけあたらしい働き方を考えるとき、自分に合う会社、合う仕事を見分けることは極めて重要になるのだ。

あたらしい会社選びの基準 6つのクライテリア

クライテリア① 仕事
   楽しさ      →楽しい・苦しい
   自由度      →高い・低い
   クリエイティビティ→あり・なし
   労働形態     →頭脳労働・肉体労働/ホスピタリティ
   仕事内容     →趣味的・仕事的
   社会的インパクト →あり・なし
   出張       →多い・少ない
   専門職志向    →管理者・専門職


クライテリア② 時間・場所・休日
   労働時間     →長い・短い
   場所・自由の時間 →あり・なし
   在宅ワーク    →可能・不可能
   休日       →多い・少ない
   長いオフ     →あり・なし


 クライテリア③ 給与・評価
   給与       →高い・普通
   評価システム   →上司評価・360度評価
   会社ルール    →多い・少ない
   人事システム   →かっちり・アバウト


 クライテリア④ 会社・経営者
   規模       →大・中・小
   IPO        →ある・ない
   成長ステージ   →成長過程・成熟過程
   社歴       →長・短
   成長率      →高・低
   利益率      →高・低
   学歴重要性    →あり・なし
   女性の割合    →多い・少ない
   経営者      →オーナー・サラリーマン
   オーナーの社歴  →学生時代起業・サラリーマン経験
   経営者タイプ   →学生ベンチャー・プロ経営者


 クライテリア⑤ 環境
   場所           →都会・田舎
   オフィスの雰囲気     →楽しそう・伝統ベース
   オフィスの形態      →パーテーション・コラボレーション
   コンシェルジュ・サービス →あり・なし
   社員に求めるもの     →能力・カルチャーフィット


 クライテリア⑥ カルチャー
   カルチャー    →強い・あまりない
   ダイバーシティ  →強い・弱い
   競争環境     →強い・低い
   社員       →まじめ・サークル的
   社員レベル    →高・低
   社内雰囲気    →楽しそう/遊び・プロ
   ヒエラルキー   →あり・なし
   服装       →自由・スーツなどある程度フォーマル


選択肢のどちらが正しいということではなく、自分に合ったクライテリアを見つけることが重要なのだ。

自分に合った働き方を選ぶために、考えておくべき要素とはどのようなものか?


クライテリア① 仕事

-仕事は大変で苦しいものだ、という呪縛から逃れよ
「汗水垂らして辛いことを歯を食いしばってやっていないと仕事ではない、みたいな空気が日本にはある気がします。ところが、2001年にアメリカのシリコンバレーで見た光景に私は衝撃を受けたんです。遊んでいるみたいに働いていて。正直ずるいな、と思いました。なんだ、仕事は、もっと楽しくやって良かったのか、と」
(Sansan 代表取締役社長 寺田 親弘氏)

-自由を手に入れるプラットフォームとしての組織
組織に所属することで、大きな仕事が、より社会的な影響力を与えられるような仕事ができるチャンスを手に入れられる。クリエイターにとっては、いろんな仕事ができるプラットフォームになっている。会社でなければできない自由な発想、ダイナミックさを求めて、むしろ会社に所属する道を選ぶ、という選択もある。

あたらしい働き方を手に入れるために必要なこと


求められているのは、「自由にレバレッジをかけられる人」

あたらしい働き方を提供する会社で仕事を得るためには、極めてハイレベルな競争を勝ち抜かなければいけない。
自由からより大きな成果を得よう、能力を最大限発揮できる場にしようという、自由にレバレッジをかけられる人こそ、あたらしい働き方にふさわしい人。

あたらしい働き方を手に入れる17の必要なスキル

【仕事のスキル】
1.自ら考え行動できる
 自ら仕事を作れるか。収益が上がる仕組みを作ることができるか。ベンチャー
 スピリット的な要素が、あたらしい働き方にはマッチする。
2.コラボレーションできる能力
3.時間効率がハイレベル
4.あたらしいハードワークができる
5.上下ではなく横のパートナーシップ
6.クラウドなどITを最大限活用する能力
7.売れる仕事のスキル
8.考えているだけでなく、行動する力
9.ボーダレスに仕事をする力(語学、異文化コミュニケーション、論理的思考)

【思考のスキル】
10.人間性が重要
11.思考の柔軟性
12.不確実性を楽しめる
13.暗黙知、明文化されていないルールを読める能力
14.お金だけではなく、意義を感じて働ける力
15.自分自身をよく理解する能力
  自分自身の能力やステージ、やりたいことが明確に理解できていないのでは、
  あたらしい働き方の会社にはまずはいれない可能性が高い。
16.常に進化し続けられる力
17.自分のスタイルを持っている
  必要なのは、自分はどんなライフスタイル、人生を送りたいのか、
  しっかり持つこと。

あたらしい働き方の会社を作るために必要な10の要素

1.粗利が高いビジネス
  粗利が高いビジネスでなければいけない。利益ギリギリの労働集約型のビジネス
  では、理想を追求しようとしても難しい。利益の余裕があって初めて、いろいろな
  取り組みを進められるはず。
2.自由から成果・利益につなげる仕組み・体制
3.社員の無駄・非効率を徹底的に排除
4.コラボレーションする環境づくり
5.オフィスのロケーションを真剣に考える
6.管理から開放、命令から合意
7.クリエイティブな人事制度
8.ルールを減らす
9.カルチャーが方向性を作る
10.社会的意義があるか

まとめ

あたらしい働き方ができるチャンスの時代、しかし、当然のことながら、 あたらしい働き方を手に入れるには、相応の能力スキル、考え方が求められるのだ。 自分に合う働き方を見つけ、そのような働き方をするためのスキルを身につける。 すでに競争は始まってるのだ。

1読書1アウトプット

自分が目指す働き方を考えてみる

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