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【書評】思考をやわらかくする授業

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本日の1冊

タイトル:思考をやわらかくする授業 (Sanctuary books)思考をやわらかくする授業1
著者:本田 直之

思考をやわらかくする授業2

はじめに

性格や年齢とは関係なく、どんな人でも思考はどんどん固くなっている。
思考が固いとどうなる?
新しい物事を避けたり、否定するようになる。同じような毎日をくり返すことに、疑問を持てなくなる。
知らない誰かに、自分の意見をコントロールされやすくなる。
そんな日常から抜け出すのは、決して難しいことじゃない。

人生には一生かけても経験しきれない、無数の面白いこと、楽しいことが待ち受けている。
その価値や存在をもっとたくさん見つけるために、ちょっと違う角度から、世界を眺めてみてほしい。
「人生はこうあるべきだ」という考えにとらわれず、自分の好きなことを、好きなだけしてみよう。
思い切ってゼロからはじめてみよう。

自分のアタマで、なにをするかを選ぶ。自分のアタマで、どうすればいいかを考える。自分のアタマで、勇気を出してやってみる。それさえできれば、誰でも自由になれる。

まわりと同じものを持っていなくてもいい。みんなが追いかけているものを、一緒に追いかけなくてもいい。
「変わったもの」が価値を生みやすくなったし、自分と似た「変わり者同士」と出会いやすくなった。
こんな時代に、わざわざ常識を身につける必要なんてない。

このまま安定した先の見える毎日を送り続けるのか。いつも刺激あふれる魅力的な毎日に飛び込むか。
その手を離せば、自由はすぐ目の前にある。
さぁ、授業を始めよう!

ポイント

日常を壊す


なにをやっても続かない。飽きっぽい。それはひとつの才能かもしれない。

知らない世界をどれだけ目撃するかによって、人生の満足度が決まる

「知りたい」と思うだけで楽しいし、「知っていく」ことによって、さらに見えてくるものがある。

旅のように生きる

日常の人生には区切りがない。区切りがないから、一日だらだら寝たり、ぼんやり過ごそうとする。でももしも旅のように生きることができれば、旅をしているときのように決断できれば、一日の密度は自然と濃くなっていく。

ふだんから意識的に「いつも選ばない方」を選んでいないと、いざというときに冒険できない

無意識に行っていることのすべては、日常のパターン化された行動だ。パターン化された行動をくり返していると、たとえ目の前に面白いものや、新しいチャンスがあったとしても、そのほとんどは見逃してしまう。だから行動パターンは、変えようと思って変えないといけない。つまり自分がふだんやらないことを、「あえて」やらないといけない。

自分にいくら才能があったとしても自分が知らない場所では、発揮することができない

経験がすぐそのまま、なにかの役に立つわけではないかもしれない。しかし新しい経験というものは、時間が経ってから、まったく予想もつかないような場所で結びついていくものなんだ。きみの才能を活かす場は、世界中に無限にある。探し続けることだ。

あまり深く考えず、とりあえず流されてみる

「偶然の出来事や出会い。それを自分の可能性を広げるチャンスとして活かすことが重要だ」
想定外の誘いを受けたら、あまり深く考えずに流されてみよう。

順調なときこそ、次の準備をする

順調なときこそ準備を入念にできる人は、不調になっても悩んで動けなくなることはない。

1時間考えこむよりも、10分移動した方がクリエイティブだ

考えが行き詰まったときは、物理的に移動することをすすめる。いままでとは違うものを見たり、感じることが脳にとっていい刺激になる。考えが単調になってきたら、まず外に出てみることだ。

定期的に「便利」を捨てればもっと工夫できるようになる

便利になればなるほど、物事を工夫する力は衰えてくる。北欧の人たちには、あえて「不便」を楽しむ習慣がある。月に1度は「いつも通りに暮らせない場所」に足を運んで、不便を楽しんでみよう。お金で手に入れた便利な道具より、不便を克服できた経験に何百倍もの価値がある。

万人受けを狙わない


きみが好きなものはなにか?既存の価値観に合わせることなく好きなことを、好きなまま、表現しよう。

賞賛は得られなくて当たり前だと思っておく

自分や商品を大衆に合わせることが、社会で生きていくためのセオリーだった。ところが今は違う。自分の美学、価値観、スタイルを、そのまま形にすればいい。そして、たったひとりでも「これは最高だ」と認めてくれる人がいればいい。それだけで、とんでもなく面白いことが起こってしまう。そういう時代だ。

本当にそれがしたいのか?よく考えよう

「これが欲しい」「これがしたい」と自信を持って言えるものがない。どうすれば見つけられるだろうか。その答えはいたってシンプルだ。評価を、外に求めなければいい。頭で考えるのではなく、心で感じてみてほしい。無理に合わせる必要はない。

思いつきでモノを言う

ふと湧いた面白いアイデアを形にしてみたい。そういう人たちには、今どんどんチャンスが広がっている。僕たちの知らない新しい働き方はこの世に無数に存在するということだ。

みんなに喜ばれるものではなく、自分がほしいと思うものを作る

自分が欲しいものを、とことんこだわり抜けばいい。それが欲しいと思う人が、きっと世界のどこかにいるから。

「普通の人」には嫌われろ

もっと自由に生きたいと思うなら、普通の人に嫌われることだ。普通の人からしてみれば、おかしい。バカげている。とんでもない。それでいい。嫌われる覚悟さえあれば、すべてが「自由」に向けて動きだす。

効率的にやるよりも楽しくやった方がいい

人からすすめられる生き方は、すでに古くなりかけているものだ

自分のめざす方向は、自分の価値観で決める。
楽しく生きられるかどうか?
ただ、その基準で判断すればいい。そうすれば今やるべきことや、むかっていく方向は自然にわかる。自分に合った働き方や、お金の稼ぎ方、生活スタイルの存在にも気づくことができる。

異なるものを組み合わせる


なにをやるべきかよりも、いくつのことをやるか。

どうせやるなら、人とは違う方法で

自分の得意なことが、価値を生むかどうか。それは「なにと組み合わせるか?」によって決まる。レベルが高いか低いかは関係なく、すべてはアイデア次第だ。

一番になれないなら、専門家をめざすな

「その道のプロ」じゃないからこそ、まったく違う視点から面白いことができる。その分、注目を浴びるチャンスがある。

身近な人よりも外部の人の話を聞く

特定の人と呑んだり遊んだりしていると思考が固まる。できるだけ業界が違う、世代が違う、文化が違う、外部のいろんなジャンルの人と会うようにした方がいい。知りたかったことを聞けるのではなく、「知ろうともしなかったこと」を聞けるからだ。知らないことには、チャレンジしようとすら思えないが、知ったからには、それが自分の夢とか想像として加わってくる。たくさんの選択肢を知れば知るほど、もっと面白い、自分にあったやり方が見えてくる。

別の仕事をすると「できるやつ」になる

ある仕事で身につけたスキルは、別の仕事をしたとき、オリジナリティを生み出す強力な武器になる。

バイブスの合う仲間を選べ

「割り当てられた仲間」ではなく、自分の力でバイブスの合う仲間を探そう。一緒に成長していける。お互いのインプットとアウトプットで刺激し合える。大勢で群れるよりも、1対1で考えを共有する時間を持とう。

想像ばかり膨らませていると、だんだん動けなくなってくる

準備だけで満足する人生よりも、小さな挑戦をくり返す人生を。昨日より少しだけ負荷をかけて、昨日よりも少し速く走れるようになればいい。

「思い込み」を外す


自分にいま見えている世界は自分の力で壊すことができる。

本当に成功したいのか?

発想を、「成功するためには、どうすればいいか?」から「楽しく生きるためには、どうすればいいか?」へ。問いかけを変えると、行動が変わってくる。

どうすれば楽しめるかと考えていれば、別に手を抜きたいとは思わない



目先のものよりあとに続くものを考える

いつでも目先のメリットではなく、「その行為の後ろについてくるもの」に想像力を働かせてほしい。

外に理由を求めなくなると、なんでもできるようになる

できない理由は環境にあるのではない。どうしたって、自分にある。やってやろうという姿勢がないから、できていないだけである。なんでも自分の問題としてとらえ、自分なりに改善しよう。そうすれば、きみはいくらでも成長できる。

うまく批評できたとしても、誰もきみを尊敬しない

毒を吐けば、自分に戻ってくるし、そこから先にいい展開が生まれることはない。自己満足のために、自分の幸福感を犠牲にする必要なんてあるだろうか。よかったことだけを、よかったと言えばいい。よくなければ、なにも言わなければいいだけの話だ。

リソース不足に文句を言うのではなく、そのリソースでどう楽しめるか

なにをはじめるにしたって、条件が完璧にそろっていることなんてほとんどない。まず工夫をしてみること。そして遠慮せずに、お願いしてみること。たったそれだけのことで、きみの発想はもっと自由になれる。

頭の中に「なんで?」を増やすと、新しい方法が見つかる

どうでもいいことでも、理由がわからなければ考える。「それが基本だ」「そういうもんだ」「それが普通だ」と言われることでも、いちいち考えてみた方がいい。理由を教えてもらって君が納得できればいい。でももしも納得できなければ、もしかしたら違う方法があるのかもしれない。そこから新しい進化が生まれるかもしれない。

形にとらわれるな

大事なことはなんなのか。かっこよく見せたいのか、実行したいのか。まずは形にとらわれずに、やってみることだ。はじめからきれいにやろうとすると、結局目的を果たせないまま終わる。

「根拠のない自信」は、準備しているうちにつく

足りないものがあったら、やりながら身につければいい。大事なのは、勝負に出るときに、なんとなく「できる」と予感できているかどうか。

欲求を絞りこむ


自分の人生にとって重要なことはなにか?

条件を削れば、欲しいものは手に入る

自分の想いが強いかどうかを確かめながら、「必要だと思い込んでいただけのもの」を一つひとつ削り落としていく。削っていきながら、本当に大切なものを絞り込んでいく。本当に欲しいものがわかれば、それはきっと手に入る。

「聞こえのいい言葉」を捨てた途端、一瞬で自由になれる

増やす、持つ、手に入れる、あきらめない、なんでもやる、つきあう、好かれる。そういったポジティブな言葉を胸に刻んで生きるもの悪くない。でも結局はまわりに合わせながら生きることになる。減らす、持たない、捨てる、あきらめる、こだわる、つきあわない、嫌われる。一見、ネガティブな言葉かもしれないが、そうやって生きることも許される時代になった。もちろん覚悟はいるし、それなりに傷を負う。でも今までの価値観と逆行したことで、ハッピーになった人はどんどん増えている。どっちが正しい生き方かはわからない。ただ自由に選べるようになったということだ。

今の自分と、数年後の自分は、後悔の種類が違う

うまくいかなくて後悔するのと、やらなくて後悔するのとでは、後悔の質が違う。いつかやろうと思ったこと。それは、いまどんどんやってみよう。

聞くことを一瞬ためらえば、自分の力で物事を考えられるようになる

自分はどう思うのか、自分はどうしたいのか。人に聞く前に一度考えた方がいい。

Epilogue


いま持っているものを手放したとき新しいものが手に入る

ライフスタイルというものは勝手にできあがっていくものではなく、自分の意思と強い力で作り出していくものなんだ。誰かに合わせる生き方はもうやめよう。これから、どういうライフスタイルを送っていきたいだろう。たまにはゆっくり自分自身と向き合ってみてほしい。なにをやりたいのか、はっきりしない?
それなら自分が「やりたいこと」じゃなくて「我慢したくないこと」を考えてみてもいいと思う。我慢したくないことを、我慢しないで生きるためにはどうすればいいか。今の自分には一体なにが不足しているのか。自分らしく、自由に生きる方法は、やわらかい思考の先にある。

なにかに依存する生き方ではなく、自由で、とらわれない生き方を求めて、知らない世界に飛び込もう。

まとめ

本当に手に入れたいものは何だろうか。どんな働き方がしたいのだろうか。本当に見えている人は少ないのだと思う。そして、本当に手に入れたいものが見えれば、それは手に入れることができると思う。とにかく探し続けていこう。もし見つかったら、絶対に手に入れようと日々前に進もう。
少しでもやりたいことや、新しいことがあったら、何も考えずに飛び込んでみよう。毎日小さな挑戦を繰り返していこう。今日は昨日よりも少しでも速く走れるようになろう。何をやる時も、やってやろうという覚悟を持って、やってやろうという姿勢をもって取り組もう。なんでも自分の問題としてとらえて、自分なりに改善していこう。毎日が新しい発見と挑戦にあふれ、少しでもいいから成長していこう。

1読書1アウトプット

毎日旅のように生きてみる

-人生観, 働き方, 思考, 書評

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